安芸の子の特色

特色１：学年にあわせ，段階を１つずつ楽しみながら上っていくプログラム

安芸の子の研修は，子どもたちの発達段階を考慮したグループ研修が基本です。子どもの状態にあった課題に取り組めるようにするとともに，年齢や経験の異なる子どもたちが互いに交流できるようにしています。年齢の違う子どもとの活動は，年上の人を見て目指す人間像を見つけたり，年下の面倒を見ることで自分自身の成長を発見する機会となることでしょう。

特色２：３つの体験をあわせたプログラム

子どもたちが実際の生活場面で出会ったときに主体的に対応していく力《ひとりで生きる力・ともに生きる力》を身につけられるような課題場面《自然体験・人間体験・文化体験》を設定します。

自然体験

大地と海と空，そして，そこに住む生きものたちの面白さ，不思議さ，美しさ，怖さ，神秘さを子どもといっしょに再発見し，感動を分かち合う活動をします。自然のなかで美しいものを美しいと感じる感性，不思議なものに心ときめかせる感性を育みます。

人間体験

異年齢集団の活動は，目指す人間像を見つけたり，年下の子の面倒を見ることで，自分自身の成長を発見したりなど奥深いものがあります。子どもたちが，仲間がかけがえのない存在であることを感じとり，自分のことをよりよく知る大切な機会となることでしょう。

文化体験

人々が長い歴史のなかで創りあげてきた風景や生活技術を，見たり，聞いたり，味わったり，やってみたりと，私たちの身近に広がる世界を探検します。基本的な社会生活の習慣を身につけ，ふるさとのよさを感じとることを支援していきます。