カウンセラー体験記(2011年度版)


17期(小学4年〜高校2)

 
    疲れて歩けなくなった友だちに声をかけながら山を登っている時、優勝目指して料理コンテストをしている時、大きな声を出してキャンプファイヤーをしている時、子どもたちはとても楽しそうでした。
ぼくは、そんな子どもたちの笑顔を見るのが本当に好きでした。楽しいときには一緒に笑い、つらいときにはそばにいて一緒に悩む。子どもたちにとって一番身近な、そして、子どもたちの憧れる大学生でありたいと思って
1年間彼らと接してきました。
最後に、「あなたのようになりたい」と言われたときには、うれしくて涙があふれてきました。子どもは本当に素直です。ぼくたちが全力であれば子どもたちはまっすぐ成長していきます。様々なことに未熟なぼくたち大学生に必要なのは、どんなときも全力であることだと思っています。子どものためにと思い一生懸命過ごしたこの
1年間でいつしかぼくが得ていたものは、貴重な経験、たしかな力、そしてともに切磋琢磨したKAPPA組の仲間だと思っています。

                                             広島大学 法学部2今井悠人
 
 


 
    5・6月ほとんど参加できず、班の子との信
頼関係もままならないままの夏キャンプ。野外炊飯で「めんどくさい〜」と、子どもたち。「いきなりきて怒られた」と思われるだけかもしれない、と不安を抱えながらも、通じてほしい!と必死で、これからどんな班にするのかを一生懸命話しました。

 その日の夜、一人の子が振り返りノートを握りしめて「しばのコメント初めてちゃんと読んだよ」と、初めてまっすぐ目を見て話しかけてくれました。研修会に行けない分心をこめたコメントです。私を班のカウンセラーとして初めて認めてくれたと思いました。
 野外炊飯がうまくいかなかったときには、最年少のその子が、班のみんなを集めて話し合いをしてくれました。自分たちのせいで自分たちのカウンセラーが怒られるのは嫌だ、どうにかしなきゃと思ってくれたそうです。たったの6日間ですが、驚くほどの変化があった夏キャンプになりました。
                                          広島大学 教育学部3年 柴田有佳利