Oneピース運動

安芸の子リーダー養成協会

2003年のOneピース運動

Oneピース運動は,2003年広島で行われた「第57回全国レクリエーション大会 in ひろしま(主催:日本レクリエーション協会)」から花開きました。以下の文章は,大会報告書からの抜粋(一部変更)です。
完成した絵
子どもたちへの説明の様子
子どもたちの様子
レク大会会場にて
作業風景

主会場の広島国際会議場で,ONEピース運動担当スタッフのほかに,21日(土)には特別行事「子どもフォーラム」に参加した子どもたちも,鶴を折ってほしいとの呼びかけを行った。また,種目別全国交流大会や特別行事・特別協賛行事の各会場でも折り鶴の募集を行ったほか,大会受付・研究フォーラム部会など数多くの大会スタッフにも呼びかけに協力して頂いた。

ヒロシマから平和を発信しようという,大会期間中の呼びかけを通して,折り鶴の作成に多くの方の賛同を頂いた。中には,何度も何度も折りに来られる方や,事前に折られた鶴を持参される方も数多くおられた。「鶴の折り方がよく分からないから…」という方も,スタッフや友人,子どもたちと一緒に鶴を折る光景が大会期間中に何度も見られた。

また,大会参加者以外にも,全国各地から運動の趣旨に賛同していただいた学校や団体から,数多くの折り鶴を送っていただいた。学校の生徒会が自主的に折り鶴を集め,送ってくれた学校もあった。

結果として,予定の2万枚を越える折り鶴が集まり,縦5m・横7mの巨大絵を2万枚の折り鶴で完成させた。ヒロシマの願い「世界の平和」を伝える巨大絵は,公募した子どもたちの絵をもとにした。完成した平和の絵は大会の閉会式で紹介された。紹介した絵をご覧になった方は「2万人の願いで作られた1枚の絵を見た時じーんときた。」「自分たちもこのような絵を作ってみたい。」「協力できてうれしかったです。」と話して下さった。

完成した巨大絵は,大会終了後に,折り鶴を送って頂いた学校などで紹介された後,葉書としてリサイクルし,礼状として発送した。

この運動の成果は,鶴を折ることを通して,大会参加者,大会スタッフ,子どもたちとの間に数多くの交流が生まれたこと,そして,ヒロシマからのメッセージを発信できたことであろう。また,今回,全国各地から数多くの学校・団体の協力を得られたが,今後もこのつながりを活かして運動をすすめていければと考えている。今回ともった「平和の灯」を消すことなく,来年も引き続き取り組みたいと思う。


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